グレープ・ナッツ(Grape Nuts)ワインのテイスティングは、2007年の11月以来、この手のイベントしては久々に、2008年1月17日(木)に開催されました。お酒と、ノンアルコール飲料を扱う専門問屋の有名企業、サザン・ワイン&スピリッツ社(Southern ワイン & Spirits)が、このイベントを主催しました。予想通り、歴史的な参加者数を記録し、このテイスティング・イベントは大成功を収めました。
ほとんどは、アデルシャイム・ヴィンヤード (エリザベス・レゼルヴェ・ピノ・ノアール) – Adelsheim Vineyards (Elizabeth’s Reserve Pinot Noir) – や、ヘゼル・ハイツ (カステール・レゼルヴェ・ピノ・ノアール– ) – Bethel Heights (Casteel Reserve Pinot Noir) – 、 チュヘイラム (ピノ・グリ )– Chehalem (Pinot Gris) – 、クリストム (ジェシー・ヴィンヤード ・ピノ・ノアール) – Cristom – (JessieVineyard Pinot Noir) – そして、 ドメーヌ・ドルーアン (ドルーアン・ピノ・ノアール) – Domaine Drouhin (Drouhin Pinot Noir) – などが代表格となっている、ウィラメット・ヴァレーのワインをフィーチャーしていました。ここで、括弧の中に入れているのは、これらのワイナリーの中での私の個人的なお気に入りです。
ワインのレビューと、テイスティング・ノート
純米 大吟醸 Junmai Daiginjo
ルイス デ サントス氏、MS (大学院修士課程修了)、(SWS社のアジア地区ポートフォリオ マネージャ)が、七賢酒造(山梨酒造)の第十三代目酒主、北原対馬氏と、コラボレーションを組んで展示した、ライス・ナッツ ~ ビギン・ビギン~ 純米大吟醸 (瓶内熟成3年物) – Rice Nutz ~Bigin Bigin~ Junmai Daiginjo – は、香りの面で突出していただけでなく、その味わいの彩りのカラフルさがとても印象的でした。残念ながら、このお酒は、年間にたった1,500本しか生産されていないので、 ご近所のワイン屋さんでお目にかかることは滅多にないでしょう。詳しい情報については、 info@sakeatpil.com にコンタクトしてみてください。
シャンパンじゃなくて、バブリー。
スピリッツ・オブ・セレンディピティ (Spirits of Serendipity)社はスロバニアの 「シャンパンじゃなくて、バブリー – It’s not Champagne、It’s Bubbly- 」というスパークリング・ワインを展示しました。 4種類の異なるキュヴェ(ワイン協同組合ブレンド/醸造所)があり、貴方の好みにあったものを選ぶことができます。詳しい情報は、Webサイト EnjoySerendipity.com でどうぞ。
ルーセン博士の2006年物ヴェーレナー・ゾンネンウーア・アウスレーゼ
末筆ですが、ルーセン・ブラザーズ USA(Loosen Bros. USA)社のブライアン・ハーラン氏が、ルーセン博士のワイン 感動的なセレクションを展示しました。どうしてなのか判りませんが、私はモーゼル・ザール・ルヴァー・ワインの絶妙なバランスに、いつもながら驚かされてしまいます。ルーセン博士の2006年物ヴェーレナー・ゾンネウーア・アウスレーゼに、私は、大いに楽しませていただきました。
ワイン・テイスティング・ノート: アルコール度数の低さのせいか、シンプルでとても軽い香りの中にも、しっかりとした白桃と柑橘系フルーツのアロマが漂っています。とても爽やかで、あっさりとした後味があります。ところが、その日、会場は必ずしも熱帯夜ではありませんでした。
他に、何かコメントし忘れていることがあるようでしたら、是非、お教えください。この書き込みをアップデートします。今回の、ワイン・テイスティングについてのお話は、これでおしまいです。乾杯~!