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ワイン・スタイル: ニュー・ワールド vs. オールド・ワールドのワイン

オールド・ワールドのワインは、オールド・ワールドのワイン (特にフランス、イタリアとスペインのワイン産地) を参考にし、ニュー・ワールドのワインはアメリカ合衆国や、南アメリカとオーストラリアのワインを参考していると、一般的には信じられています。このベンチマークは、過去においては正しかったでしょう。しかし、最近では、この単純な分類に頼っている訳にはいきません。昨今、ニュー・ワールドのワインとオールド・ワールド・ワインを、同じ土俵にのせて比べるとなると、ワインの原産地よりも、むしろワイン・スタイルと、ワイン醸造のプロセスについての比較になってきています。

オールド・ワールド・ワインのワイン・スタイル

オールド・ワールドのワイン・スタイルの典型的な特徴とは何でしょうか? ニュー・ワールド・ ワイン (すなわち、ニュー・ワールドのワイン・スタイルのワイン) と比較して、オールド・ワールド・ワインは、さほどコクのある味はなく、さほど色も鮮やかではなく、よりデリケートで、しかも、よりエレガントです。より酸味が強く、自然なバランスを保っている傾向があります。オールド・ワールド・ワインは、アペラシオン(Appellation:産地銘柄) やテロワール(terroir.地域の土壌や地形) で使われている葡萄の系統の特徴をより前面にフィーチャーしています。オールド・ワールド・ワイン・スタイルには、 高いミネラル感があるのが普通です。オールド・ワールド・ワイン・スタイルのワインは、更に、原産地の地域に伝わる伝統的なワイン造りのガイダンスに従って造られるのが典型的です。

ニュー・ワールド・ワインのワイン・スタイル

ニュー・ワールド・ワインとして考えられているワインは、オールド・ワールド・ ワイン・スタイルに比べて、殆どの場合、よりコクのある味で、より香りが高いワイン・スタイルが特徴です。しばしば、開けたとたんに炸裂しそうな程のフルーツのアロマが溢れ出します。ニュー・ワールド・スタイルのワイン造りでは、ニュー・ワールド・ ワインの地域のより暖かい気候のせいで、熟すスピードが早かったり、葡萄を完熟するまで収穫しなかったりするので、より高いアルコール濃度を持っているのが典型的なのです。ニュー・ワールド・ ワインには、更に、ミディアムからライトの間の酸味がある傾向があります。香りは、さほどデリケートではなく、ソフィストケートされていません。

2分類のルールを証明するルールと例外

ニュー・ワールドとオールド・ワールドの2つに大きく分けてしまう分類方法には、もちろん例外があります。若いバロロ (Barolos) と、ベルバーラ (Barberas) は、その「コクのある味わい」と、普通よりも高いアルコール濃度で知られています。これらは、恐らくこの分類ルールの例外です。

ニュー・ワールドとオールド・ワールドのワイン・スタイルを比較するための一般的なルールを、もう一度、思い出しておいてください。オールド・ワールド・ワイン (すなわち、オールド・ワールド・ワイン・スタイルを呈しているワイン) は、ニュー・ワールド・ワインよりも、アルコール度数が低く、よりデリケートで、テロワールの特徴を生かしています。反対に、ニュー・ワールド・ワイン (すなわち、ニュー・ワールド・ワイン・スタイルを呈しているワイン) は、大味で、コクがあり、フルーティなのが典型的です。加えて、オールド・ワールド・ワインに比べて、高いアルコール度数と、ライトからミディアムの酸味があります。

乾杯~!