言葉になりませんでした!ラスベガスで開かれたワイン・ワールドを最高に盛り上げた、「超一流」の料理長のことを、お聞きになったことがありますか?それは、ソム・イン・ザ・キッチン (Somms in the Kitchen) と呼ばれています。ソム・イン・ザ・キッチンとは、招待された人だけが参加できるプライベートのイベントのことで、 ソムリエ達が料理長の座を奪い合う競技です。 その通り。; ソム・イン・ザ・キッチンとは、ソムリエ達が、それぞれのワインと料理をマッチさせる腕前を披露し合う場なのです。
典型的な流れ
まず、最初にテーマとベーシックな選定基準を設定します。そして、競技に参加するソムリエ達が選ばれます。ソムリエは、3人まで競技に参加できます。競技に参加するソムリエ達は、ボランティアでなければなりません。つまり、ソムリエ達は、あくまで各個人の栄誉のために競技するのであって、彼らの所属する会社や団体を代表するのではないのです。候補者が選ばれると、次に会場 (通常は個人宅) が選定されます。
コンテストの中で、競技に参加しているソムリエ達は、3皿まで料理を用意しなければなりません。殆どの料理を会場で調理することになります。ソムリエ達は、得意料理を調理するだけではなく、もっと大切なこと、つまり、課題になっているワインに最適な料理の用意に挑みます。そしてプロの料理長、ソムリエ、料理評論家で構成された3人の審判によって、 「最高のソム・イン・ザ・キッチン」が選ばれます。典型的な流れとして、料理の出来映えと、オリジナリティ、テイスト、そしてワインとのマッチングによって優勝者が決められています。
価値あるエクスペリエンスに乾杯!
お話しましょう。隠れ家にグルメが集まり、お互いに秘密の料理法とその腕を競い、お気に入りの料理と完璧なワインをマッチングさせることほど素晴らしいエクスペリエンスはありません。 もし貴方がラッキーにも 「ソムス・イン・ザ・キッチン」 に招待されたなら、指定されたワインを持参するのを忘れてはいけません。それはとても格調あるワインに越したことはありません!もし20人以上のソムリエ達が、家の中にいたとなれば、そのソムリエ達は - 私は追記しておきたいのですが -間違いなくアメリカ中で最もプレステージの高いレストランのソムリエ達で、貴方が最後になって聞かれる質問は、「どなたが、このワインを持ってきたのですか」という台詞に決まっているのですから。
乾杯!.
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