パンは別として、ワインは、チーズにとって最高の友です。チーズはあったほうが良いに決まっています。しかし、合わせるのは白ワインでしょうか、赤ワインでしょうか?それでは、これからチーズとワインの組み合わせの基本について貴方にご説明しましょう。
チーズには赤ワインでしょうか白ワインでしょうか?
ほとんどの方たちは、チーズと一緒なら赤ワインを飲むべきだと信じています。赤ワインとチーズを組み合わせるこの長い年月を経て培われてきた習慣は、実はライトなワインからヘビーなワインへ徐々に移っていくというディナーの作法がもたらした結果なのです。チーズは普通デザートの前になって、(食事の後半で)出されるので、避けようもなく人々はチーズと一緒にヘビーな赤ワインが配膳されていたのです。
実は、ほとんどのチーズは白ワインの方が相性が良いのです。実際に、間違ったワインとチーズを組み合わせてしまうと、貴方の大切なチーズ体験は台無しになってしまいます。次の夕食会では、貴方の正しいチーズとワインの組み合わせのために、これからご紹介するヒントを是非活用してみてください。
ワインとチーズの組み合わせのヒント
一般的なルールとして、赤ワインよりむしろ白ワインをチーズと組み合わせましょう。貴方が白ワインより赤ワインがお好みなら、ボージョレー(Beaujolais)やバーガンディ( Burgundy ) ワインが、チーズに含まれる乳酸とバランス保って素晴らしい仕事をしてくれます。
全般として、ほとんどのチーズに、低タンニン含量のワインの方が良い相性があります。ポルトもチーズにぴったりです。
下記が、貴方に覚えておいていただきたい、理想的なチーズとワインの組み合わせです。:
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ソフトタイプの山羊のチーズにはソーヴィニョン・ブラン(Fume Blanc)やコート・デュ・ローヌ(Cotes du Rhone)
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ハードタイプの山羊のチーズにはヴァン・ジョーヌ(Vin Jaune)
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ミュンスター系チーズにはゲブルツトラーミネル (Gewürztraminer) やリースリング (Rieslings)
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エポワース(Epoisse)には、リカー酒のマーク・ド・ブルゴーニュ (Marc de Bourgogne)やブルゴーニュ地方 (Burgundy)のシャルドネ (Chardonnay)
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パルメジャーノ – レッジアーノ系(Parmigianino-Reggiano)には、シャンパン/スパークリング・ワイン
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ビューフォート(Beaufort)にはトゥーニー(Twany)のポルト
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ロックフォール (Roquefort )やブルーチーズ全般にはソーテルヌ (Sauternes) や甘いデザート・ワイン
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グリュイエール (Gruyere)にはソーヴィニョン・ブラン (Sauvignon Blanc ) やピノ・グリジオ (Pinot Grigio)
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マイルドなチェダーチーズにはシャルドネ
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シャープなチェダーチーズには古い年代物のロハス (Rojas)
ワインとチーズの組み合わせリスト
ワインとチーズの豊富な組み合わせを集めたリストを、私は、ワイン・アロマ.comに掲載しました。 ワインとチーズの組み合わせリスト(ワイン and cheese pairing list )には、世界各国の80種のチーズが紹介されています。このリストは、http://www.ワイン・アロマ.com/info/cheese.html にあります。
上記のワイン組み合わせガイドと、ワイン・アロマ のワインとチーズの組み合わせリストは、貴方が、チーズとワインの組み合わせで大失敗をしないための、単なる一般的なガイドラインに過ぎません。私たちには、それぞれ個人的な好みというものがありますので、貴方だけのとっておきのチーズとワインの組み合わせを発見できるよう、チーズとワインの組み合わせをできるだけ色々と実験してみることをお勧めします! そうすることできっと大いに楽めるはずです。少なくとも、色々なチーズを味わって、沢山のワインを飲むために、貴方にとても良い口実が与えられるのですから。
ワインとチーズの組み合わせを楽しく実験しましょう!乾杯~!